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出産をふりかえって
2009/08/24(Mon)
baby1.jpg
生まれた直後の娘。




娘が生まれて3週間が経ち、少しずつだけど赤ちゃんのいる生活に慣れてきました。
当初、私の赤ちゃんは出産する前の週の段階で全く出てくるような気配がなく、
先生も私の体の状態と赤ちゃんの様子を見て、8月4日に予定出産しようと言ってたので、
直前まで買出しに行ったり、忙しくしてました。

さて人生で初めての出産、
この経験を忘れないように自分の為に残しておきたいと思います。
(※注:かなりの長文です)



8月2日(日)
夜8時頃、午前中にCostcoで買ってきた牛肉でホットプレート焼肉をしよう!
と下準備していたら、なんだか下からチョロチョロと水が。
トイレに行ってみると、どうやら尿じゃないみたい。無色無臭のその液体は、
自力で止めることもできず、「これはもしかして、破水?」と思いました。
でも、それ以外に体の変化はなく、痛みもなかったのでとりあえず夕飯の準備をして、
夫と母、3人で焼肉をしっかり食べ、それから産婦人科に電話して、病院に向かいました。


日曜日だったので、Emergencyの入口から入り受付を済ませると、
係りの人が私を車椅子に乗せてくれ、そのまま検査室へ。
その時点で夜10:30過ぎだったと思います。
検査をしたらやはり確実に破水していたので、病院のガウンに着替えて分娩室へ。
その時ナースに見てもらったら、子宮口は1cm開いていて陣痛も来ている様子。
ナースいわく、

「良いスタートよ。翌朝9時か10時には生まれるんじゃないかしら。」

分娩室のベッドに横たわると、早速陣痛促進剤のピトシン(pitocin)と栄養剤を点滴。
なにしろ、入院するのは35年間生きてきて初めてのことだから、点滴も初めて。
点滴の針がとても痛く感じました。
ピトシンを打ち始めてから、2時間くらいした頃から陣痛と思われる痛みがやってきました。
夫と母は、私のベッドの脇にある椅子に座って寝始め、そのまま夜が明けました。



8月3日(月)
朝になって、かなり陣痛が強くなって来て、背中や腰が重く感じられました。
初めて味わう陣痛は、やっぱり想像していた以上に痛かったです。
あまりにも痛くて苦しんでいるので、ナースも「そろそろ麻酔打つ?」と聞いてきたので、
打ってもらうことにしました。その後、麻酔師と助手が何人か来て、
エピドラル(Epidural・硬膜外麻酔)を私の腰から打ちました。
麻酔を打つ時は、針が刺さるところを見ると倒れる人がいるみたいなので、
夫と母は外へ出されました。
麻酔の針は、点滴の針を刺す時ほど痛くはなかったですが、むしろ麻酔薬が投入される
時にズシーン、ズシーンと腰が重くなるので、そちらのほうが嫌でした。


しかし、この麻酔があまり効かず、すぐに楽にはなりませんでした。
麻酔の効き方も個人差があるんでしょうか。
朝9:00頃の段階で見てもらったら、子宮口は4cmまで開いてましたが、
その後、何時間待てども待てども子宮口は4cmから大きくならず、午後に突入。
午後4:00になった段階で、担当のMichael先生がこんなことを言いました。


「破水したら、24時間以内に産まないと赤ちゃんがバクテリアに感染したり、
状態がどんどん悪くなっていくので、このまま子宮口が開かないようだったら、
C-section(帝王切開)になるかもしれない。
キミが帝王切開をしたくないのは知っているし、私もやりたくないけれど、
母子の安全を考えたら、そうするしかないと思う。
あと2時間くらい待って、子宮口が開かなかったらC-sectionの方向で考えよう。」



正直、破水したらすぐに陣痛が来て、子宮口も順調に開いて産めるものだと
考えていた私には、ショックでした。

「前日から苦痛に耐えながら長時間産まれるのを待っていたのに、
土壇場でこんなことになるなんて。そんな覚悟できてないよ~!」

「お産って、本当に何があるか分からないなぁ。。。」


なんて思いました。
でも、優先させるべきは私と赤ちゃんの健康状態。
なので、一瞬ショックを受けたものの、最終的には
「赤ちゃんが安全に出てこられるなら、もうどうにでもして」
という心境になりました。


その後、エピドラルの効きが悪いので2回も追加を打ち、
ようやく痛みが感じられなくなった時、ナースが子宮口を見たら、
なんと6cmに開いてました。

「子宮口が5cm以上開いたら、あとは全開大(10cm)まで早いから、
下から産めるわよ!」


と励まされ、待つこと1時間。
次に先生がチェックしに来た時には子宮口がとうとう9cmに!
先生も

「良かったね!陣痛もいい感じで来てるし、これなら下から産めるよ!」


と言ってくれ、早速分娩の準備をし始めました。
そして、やっと全開大の10cmになった時にナースが

「いきんで~!ウンチをする時みたいにいきんで!」

いきみ方を教えてくれ、いきみの練習を始めました。
陣痛監視装置を見ながら、ナースがいきむタイミングを教えてくれるので、
それに合わせて10秒間いきみ、一旦息を吸いなおしてすぐにまた10秒間。
一度に3セットいきむわけだけど、それが凄くきつかったです。
なにしろ、その間呼吸できないし、もの凄く体力を消耗するんです。
前の晩に焼肉を食べて以来、朝も昼も食べてないわけだから、力が出ないんです。
水もダメらしく、もらえるのはアイスチップだけ。
でもその氷のつぶが非常に美味しかった!
おまけに、そのナースったら夫に教わったへんちくりんな日本語でたまに、

「押せー!押せー!もっと!」(いきんで!と言いたかったのでしょう)

なんて言うものだから、おかしくって調子狂っちゃって余計に力が入らない。
その間、夫はビデオカメラでお産の風景を撮影し、
母は私の足首を持って支えてくれました。
アメリカのお産風景はとてもオープンです。
母も夫も初めての立会い出産にかなり戸惑いを感じたでしょうね。



ナースといきみ始めて40分くらい経った頃、先生が入ってきて、
先生のかけ声と共にまたいきみましたが、赤ちゃんの頭が見えたり隠れたりで、
なかなか出てこないので、先生がナースにこんなことを言ってました。

「このままいきみ続けるのは、彼女も体力の限界だし、
これ以上消耗させたくないので、早く終わらせよう。」


そして私に、こう尋ねました。

「早くBabyを出すために会陰切開してもいいかい?」

私はもうすっかり疲れきっていたので、

「どうぞどうぞ!早く出して~」

って感じでした。

先生がその処置をして、何回かいきんだら、
ビデオカメラをまわしながら夫が

「あぁ、頭が見えてきたよ!もう少しだ、頑張れ、頑張れ!」

と励ましてくれました。
ナースが私のお腹の上に赤ちゃんを乗せる為の白い布を乗せ、
それから数回のいきみでとうとう、赤ちゃんが出てきました。

生まれたてのへその緒がついたままの我が子を抱かせてもらい、
ようやく赤ちゃんに会うことができました。
へその緒は夫がカットしました。
赤ちゃんは元気よく泣いていて、むくみで顔がパンパン(私もだけど)だったけど、
とっても可愛かったです。
私はやっとお産が終わったという安堵と、赤ちゃんが無事産まれてきたという感動で、
胸がいっぱいで涙が止まりませんでした。


baby2.jpg
2泊したプライベートルーム。




赤ちゃんはその後すぐに、体を拭いてもらい、検査に連れていかれました。
夫も母も24時間近く病院にいて疲れているので、その晩は帰ってもらい、
私は分娩室で産後の処置を終えたあと一休みしてから、個室に移りました。
夫達が帰ってからしばらくして、夜11:30頃に赤ちゃんが検査を終え、
私のもとに戻ってきました。
母乳育児と言ってあったので、ナースがすぐに授乳しなさいと言ってきました。
ナースに教わりながら、怪しい手つきで怖々と授乳を始めたものの、全く出ず、
その日はとりあえず決められた片胸15分ずつ吸わせて終了。
ナースが、

「じゃ、次は3時間後に授乳ね。起こしに来るから、休んでてね。」

と言い残して出て行きました。
そのとき、出産は終わりじゃなくて始まりなのだと実感しました。
これから、育児が始まるわけですから。
3時間後の授乳に備えて眠ろうとするものの、興奮して眠れずに次の授乳時間が。
赤ちゃんは私の隣の小さな簡易ベッドに横たえられ、スヤスヤ眠ってました。
その後、出ない母乳を必死に出そうと努力しているうちに夜が明けてしまいました。
結局こんな感じで病院に2泊し、退院したのは8月5日(水)の午後でした。



初めての出産でしたが、夫と母がずっと付き添ってくれたので、
不安はなく、冷静でいることができました。
娘はピッタリ出産予定日に生まれてきたので、私も夫も驚いています。
出産を担当したのは、いつも行く産婦人科の2人いる医師の1人、Michael先生。
何回か産婦人科に通うなかで、Alex先生よりも気さくでユーモアのセンスたっぷりの
Michael先生が赤ちゃんを取り上げてくれたらいいなーと思っていたので、
結果的にそうなり、満足しています。
先生のおかげで、リラックスして産めたし、良いお産ができたと思います。


24時間近くかかったお産は確かに疲れましたが、赤ちゃんが出てきたとたんに
疲れなんて吹っ飛びますね。
でも途中から麻酔を使ったとはいえ、やはり陣痛はきつかったです。
切開した傷痕は結構大きく切られたみたいで、この3週間まともに座ることもできず、
家事は全部母にやってもらいました。本当に母がいなかったら、産後のこの生活を
乗り切ることが出来なかったと思います。
母も、あと1週間滞在を延ばしてくれたので、
その間に徐々に家事にも慣れていこうと思っています。


妊娠・出産を体験してみてわかったことは、自分の親がどんなに大変な思いをして
産んで育てたのかということ。やはりこれは、出産して本当の意味で分かった気がします。
まだ親としては新米ですが、親になる楽しみと同時に大変さも感じています。
夫が撮影したビデオは、我が子の誕生の瞬間をしっかりと捉えていて、感動的でした。
このビデオを見るたびにきっと、その時の感動と感謝の気持ちを思い出すでしょう。
そして、その気持ちをいつまでも忘れないように子育てをしたいと思っています。





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生まれました
2009/08/07(Fri)
hija1.jpg



やっと娘に会えました!
予定日どおりの8月3日(月)19:21に3418gで生まれました。


前日の日曜日に破水し、それから24時間近くかかっての難産でしたが、
無事、産むことができました。


この日記を見てくださる皆様へ。
今まで温かいお言葉をありがとうございました。


これからは親として、夫と力を合わせ、
娘を大切に育てていきます。
忘れないうちに出産レポもUPする予定です。
取り急ぎ、ご報告でした。




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